いじめに負けるな!!

小学４年、５年にいじめに遭った。酷かった。上履きやランドセルを隠されるのは当たり前、机の落書き、昼の給食時間は机を班でくっつけるのだが、「お前は汚いからつけるな！」だと。もう笑うしかない。
図工の時間じゃ絵の具を顔に塗られて、皆の笑い者。教師は見ないフリ。
罵られるか、笑われるか。どちらがいいかと聞かれた。
だから選んだ。習字の時間に墨を顔に腕につけられようとも、マジックで顔にいたずら書きされようとも、堪えた。クラスの奴等は笑っていた。心は悲鳴をあげていた。
何も出来なかった。
文句ひとつ言えずに涙だけが出やがる。
だけど、あいつらの前では一度も泣かなかった。泣けば余計に狙うだろ？
未だにさ、顔が夢に出るの。その度に「死ね！」って思うの。もう呪いだよ、呪い。
いっそのこと殺してくれれば良かったのに中途半端に生かすから、曲がったよ。もう普通には戻れない。
人を信用出来ない。それでも学校に行け、と言った親も何も言わない教師らも。信用って何？
弱い人間だと笑うなら、それで構わない。
ただ一言「死ねよ！」と言われたなら死んだ。
自分はそういう人間だと分かっていた。
でもさ、戻れないの。今さら。知ってる。
だから過去を消した。なのに、思い出させるから。
死にたくなるの。
でも死なない。大丈夫。
大丈夫だから。変なこと言ってごめん。
そう変なの。とっくに壊れてる。
腐りかけた自分とそれを必死に繕う自分。殺そうとする自分。
もう２０年前もの過去なのにさ。
馬鹿なの。頭がどうにかなってるの。知ってる。
知ってるくせに何も出来ない。
そのもどかしさで、今日も苦しい。
僕はこれに一生苦しむ。
その姿が楽しいんだろ？なら、一生楽しんでろ。
僕を見て笑っていろ。
いじめられる奴が悪いと言うなら、僕にも非はある。被害者ぶってるわけじゃない。
ただ、言わせてくれ。気に入らない態度をとっていたのなら、はっきりそれを伝えるべきだ。
いじめは何も伝わらない。そのくせ、人の心に深い傷を作る。
人の人生を狂わす。
それは罪だと…じゃなければ僕は死ぬべきだ。
僕は未だに仕事につけない。人が社会が怖い。笑えるか？
これから先を考えたら恐怖で眠れない。
弱い人間だと言うならやっぱり生かしておくべきじゃなかった。
こんなこと書くのは初めてだ。